ブログ1周年振り返り記事

最終更新日

この記事は2021AECアドカレの12/14向けです。

シンテグレートブログ編集担当のまかなえです。

このブログは2021/12/4で開設満一周年をむかえました。なんと一年の間毎週更新をし続けることができています。これまでに公開された約70本の記事の中でどんな記事が読まれてきたかと、来年やりたいことについて書いてみたいと思います。

ちなみに、そもそもどんなブログか知りたい方はこちらをよんでみてください。

PV数ランキングTop3

1位: 社内で使われているGHプラグインtop6

年間1位に輝いたのは、社内(ファサードチーム)の人たちが使っているGrasshopperプラグインを使用数順に紹介した記事でした。僕が個人的な興味から書いた記事だったのですが、読者の皆さんもやはり「みんな何のプラグインつかってるんだろう…」と気になってたんだな、と感じられました。

記事中でも書いていますが、Top2のプラグインはRhinoceros-Grasshopperに付加する情報やデータ構造を扱うためのもので、入れたからと言って直接的にモデリングが楽になったりするものではありません。これによって会社でやっている作業の性質が伝わっていたらいいなとも思いました。

2位: Grasshopperの可読性を高めるには

2位は当時インターンだった森本さんが書いた記事です。風の噂によると、設計・施工事務で Grasshopperを使っている方がお手伝いをお願いするときにこの記事を見せているらしい、、です。

噂の真偽は不明ですが、確かにアップされてからかなり継続的に見られています。ノウハウとしてシェアされやすいものはPVを稼ぎやすいんだな…という(あたりまえの)学びがあった記事でした。

ちなみに2匹目のどじょうを狙ったこちらの記事は全くのびませんでした…刺さるポイントをつかむのはなかなか難しいですね。

3位: 「いつの間にか1mmずれていた…」を防ぐためのRhino手動モデリングメソッド

3位はスタッフの増田さんの初投稿記事でした。なんと公開から3週間ほどで1位、2位の記事と並ぶPV数をたたき出しています。閲覧ペースで考えれば、この記事が今年の1位と言えるでしょう。

初めに社内打合せで増田さんからこれらの設定方法を聞いたとき、みんなから「知らんかった…」とどよめきが起こりました。日々使っているソフトでも知らないことはいっぱいあるものですね。新しくて華やかなテクニック・ソフトウェアを追いかけるのももちろん大事ですが、こういう地味なやつこそ積極的にシェアしていきたいなと感じました。

来年やりたいこと

上記のようなヒット記事のおかげで、検索でのブログ流入数がじわじわと増えてきています。来年もいっぱい読まれるブログにしていきたい…のはもちろんなのですが、編集担当としては他にもいろいろとやってみたいことがあります。

Rhinoceros-Grasshopper以外の記事もアピールしたい

ヒット記事が全部 Rhino-Grasshopperについてのものなのがちょっと残念です。他にもRevit-DynamoやUE4(ノウハウじゃないけど)、建築パースへの心構え(?)的な記事もあるので、読まれるような工夫をもっとしていきたいです。

ノウハウ以外の記事も増やしたい・読まれるようにしたい

PVを稼ぎやすいのはノウハウ開陳記事だとは思いますが、やはりそれだけだとつまんないなーと感じます。シンテグレートの特徴は比較的規模が大きな建設プロジェクトにBIM担当(?)として携わっていることですが、その中ではソフトウェアのノウハウ以前の、プロジェクト運営にまつわるさまざまな難問が出てきます。

チャーリーさんや石原さんの記事にはそんな問題の内実と、解決方法への彼らなりのアイディアが書かれていますが、いかんせん現実のプロジェクトに根差した内容なので、すっきりした解答にはなっていません。また、実際のプロジェクトに携わっていない方(学生さんなど)にとってはピンときづらい記事が多いのではないかと思います。そんなわけで、書くのがたいへんなトピックである割にPV数はあまり伸びません…w でもこのような問題の解決が建設DX(笑)の本体のはずですよね。

建設プロジェクトに情報技術を導入する際の難しさについては、これからもいろいろな人に話を聞きつつ、継続的にブログに取り上げられるようにしたいと考えています(ちなみに白矩の押山さんのnoteにも、同じような問題意識の記事が書かれています。今度寄稿をお願いしようかな)。

ノウハウの展望がわかるようにしたい

たまにノウハウの意味があまり読者に伝わってないのでは、と思える記事があります。代表例が白倉さんが書いた記事たちです。一本目がこれ↓

よく読むと、Rhinocerosのモデリングデータと生産管理の情報をどう紐づけるか、やり方がだいたい書かれています。このやり方を使えば、3Dデータを使ってパーツの生産日程や取り付け時期を視覚的に管理することも可能なはず。結構現場で施工管理をやっている人に響きそうなトピックのはずですが、あんまりそういう人からは読まれていない感じです。

このように、技術の開陳だけになっていて、実際何ができるのか?という説明にまで至っていない(=読者がこれらの活用方法をイメージできない)記事も割とあるかもな…ということに最近気づきました。編集担当としてはこの辺をもうすこしかみ砕く記事も用意していきたいです。

見やすさをもう少し向上させたい

ちょっとタグとかごちゃごちゃしすぎですよね… カテゴリも活用できてないですし、記事数がある割に検索性が低いなと自分でも感じています。来年中には何とか…

まとめ

このブログですが、もともと入社後ヒマだった僕が社長になんとなく「ブログやったらおもしろいとおもうんですよねー」といったところ即採用されたことが始まりでした。とりあえず毎週更新という目標を掲げてみたものの、半年ほどでネタが尽きるかな…と思っていたら、会社の皆さんに相談すると意外と書けることがあり、あっという間に一年過ぎてしまった感じがしています。

来年も引き続き週一更新で続けていく予定です。今後もしこういうトピックについて掘り下げてほしいとか、ブログのこの辺を直してほしいなどの要望がありましたら、コメント欄やtwitter(@kanta124)までお伝えいただけると助かります。

kantaro.makanae

当blog編集担当。入社3年目、前職は設計事務所。 シンテグレートの会社や仕事について、新人目線で書いていきます。銭湯と飼い犬をなでるのが好きです。

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